「動画の音ズレ改善、修正方法を教えてください！DVDを画面録画して動画として残したいですが、録画した動画を見ると、先に音声が終わってしまったのです。動画の音ズレを修正しようとしているのですが、どうすればいいか分かりません！」
「動画の音ズレ補正についてです。パソコンでYouTubeからダウンロードした動画を見た時、音声より動画の動きが少し早いことに気が付きました。こういう動画の音ズレは直すことができますか？動画の音ズレを直し方が分かれば、お願いいたします。」
YouTubeやニコニコ動画、HuluなどからダウンロードしたMP4/MKV/FLV/AVIなどの動画ファイルを再生する時、映像に音声が遅れてズレてしまう現象にあったことがありますか。そんな時、動画の音ズレを補正、直したいなら、どんな動画音ズレ補正ソフトや方法が利用できますか。
本文では、MP4やAVI、FLV、MKV、WMV、TSといった動画ファイルの音ズレを修正できるソフト及び動画の音ズレを補正、直し方をご紹介いたしますので、必要なら、ご参考ください。
動画 音ズレ 補正
対応OS：Windows、Mac OS X、Linux、iOS、Android
VLCメディアプレーヤーはフリーなマルチプラットフォームに対応したマルチメディアプレイヤーで、オーディオCDやDVD、Blu-rayの光学ディスク、MPEG-2/MPEG-4/H.264/MKV/WebM/WMV/MP3などの動画・音声ファイル、ISOイメージファイルなど様々なファイルを手軽に再生でき、スパイウェアや広告などがなしで、完全フリーなので、定番のメディアプレーヤーとしてよく愛用されています。
特に、動画と音声または字幕がずれてしまうと、VLCで再生中にの動画の音ズレ、字幕ズレを無劣化で補正できます。
VLCメディアプレーヤーの無料ダウンロード、インストールを済ませて、立ち上げ、メニューバーにある「メディア」＞「メディアを開く」の順で音声ズレの動画を選択して追加します。
メニューバーにある「ツール」＞「トラックの同期化」＞「オーディオトラックの同期化」の数値を調整することで、動画と音声の再生タイミングをずらし、動画の音ズレを修正できます。また、音ズレの動画を読み込んでから再生中、キーボードの「K」キーを押して、音声を遅くしたり、「J」キーを押して、音声を速くしたりすることで動画と音声が同調するまで調整して、動画の音ズレを直すこともできます。ただし、この設定が永久に保存できませんので、気をつけてください。
VLCで動画ファイルの音ズレを修正、直す
対応OS：Windows、Mac OS X、Linux
AvidemuxはMP4/MKV/WebM/FLV/AVI/MPEG/WMV/MOVなど様々なフォーマットに対応したフリー動画編集ソフトウェアで、音ズレ補正、不要な場面の切り出し、複数動画の連結、リサイズ、画質補正、回転、反転、字幕合成、フォーマット変換、音声抽出、ぼかし、ノイズ除去などたくさんの便利機能を内蔵しています。そのため、動画音ズレ補正フリーソフトとしておすすめします。ただし、日本語表記のインタフェースではないため、英語に苦手な方にとって、日本語化にする必要があります。
Avidemuxという動画音ズレフリーソフトを無料ダウンロードし、インストールして立ち上げ、メニューバーの「ファイル（File）」＞「開く（Open）」の順と進み、、音ズレてしまう動画ファイルを追加します。
インタフェースの左側にある「音声出力（Audio Output）」の項目内の「シフト（Shift）」にチェックを入れ、シフトの数値を調整することで音声を早めたり、遅れたりすることで音ずれを修正可能です。
Avidemuxで動画ファイルの音ズレを補正
最後、「出力形式（Output Format）」のドロップダウンメニューから出力形式を選択して、画面左上の保存アイコンをクリックして、音ズレが修正される動画を出力できます。
対応OS：Mac OS X、iOS
iMovieはMac OS XやiPhone、iPadなどのアップル製品にプリインストールされた無料ソフトで、動画の視聴、編集、共有などができます。例えば、ビデオクリップや写真のトリミング、分割、ミュージック/エフェクトの追加、フィルターなどの編集機能を搭載しています。特に、iMovieには、動画から音声を切り離す機能も内蔵されますので、iMovieを使って動画の音声を切り離し、音ズレした個所を修正することで動画の音ズレを補正できます。
iMovieという無料動画音ズレ修正アプリを起動させ、音声ズレの動画をiMovie プロジェクトにドラッグします。
画面下のセクションある動画ファイルを右クリックして、「オーディオを切り離す」を選択して、動画から音声を分離できます。
iMovieで動画ファイルの音ズレを修正、直す
そして、音声を動画と同調させるために、マウスで分離された音声を左右にずらして、動画とピッタリ合うまで調整してください。動画の音ズレを修正し終わったら、動画ファイルを書き出せば結構です。
対応OS：Windows、Mac OS X、Linux
MKVtoolnixは様々な動画、音声、字幕ファイルを元にMKV、MKA、WEBMファイルを作成したり、MKVファイルから素材を無劣化で抽出したり、またはMKV/WebM ファイル内のトラックを再編成したりすることができるフリーソフトです。他に、連結、チャプター設定、音ズレ補正などの機能も充実しています。
MKVtoolnixの無料ダウンロード、インストールを済ませて、起動させてから、動画ファイルをドラッグアンドドロップして追加します。
「トラック、チャプタ、タグ」内に表示される「音声」を選択して、「フォーマット詳細オプション」タブにある「ディレイ」の数値を設定し、「MUX開始」をクリックすることで動画の音ズレを調整し、解消できます。
MKVtoolnixで動画ファイルの音ズレを補正
URL：http://www.youtubeotozure.com/
音ズレTubeは音声と映像にズレがあるYouTubeの動画を直して再生できるオンラインサイトです。この音ズレTubeを使うと、特別なソフトやアプリをインストールすることなく、音ズレてしまうYouTube動画を修正して正常に再生できます。
音ズレTubeでYouTube動画の音ズレを補正、直し方については、音ズレを起こしているYouTube動画のURLを入力して、音声の遅い/早い数値を設定することで、音ズレを調整してくれますので、使い方がシンプルです。
音ズレTubeでYouTube動画ファイルの音ズレを補正
以上は、MP4/WMV/MKV/AVI/FLVなど様々な動画ファイルに音ズレてしまった時に利用できる音ズレ補正ソフト及び動画の音ズレを修正し、直し方のご紹介でした。ちなみに、動画の音ズレ補正ではなく、動画に対するカット、連結、音声抽出、回転、反転、フィルター、ウォータマークなど多様な編集を行いたいなら、豊富な動画編集機能を搭載しているAnyMP4 動画変換 究極をおすすめします。
動画変換 究極
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