DVDには動画や音声など様々なコンテンツが詰まりますが、再生する時DVDドライブが必要です。旅行または出張中にドライブを持ち歩くことがいかに不便だと思っている人は決して少なくありません。ゆえに、たくさんの人はDVDから音声だけを抽出し、汎用的なMP3形式として保存され、スマホやPS5などのデバイスで再生したいと思ったことがあります。DVDをMP3に変換したら、通勤でも自由に好きな音楽を楽しむことができます。この記事では、DVDの音声を取り出し、MP3に変換できるフリーソフトを六つご紹介いたします。各ソフトの互換性と使い方も紹介します。ぜひ最後までお読みください。
使いやすさ | ★★★★★ |
対応OS | Windows 11/10/8.1/8/7、Mac OS X 10.7 或いはそれ以上 (macOS 15 Sequoiaを含む) |
日本語対応 | ◯ |
入力形式 | DVD ディスク、DVD フォルダ、DVD IFO ファイル |
出力形式 | MPG、MP4、AVI、MP3、MKV、WMV、AVI、FLAC、WAV、AAC、AC3、など500+の動画・音声形式 |
AnyMP4 DVD リッピングはWindows・Mac両方対応し、業界先進的な処理技術を採用し音質を保つまま、気軽にDVDをMP3に変換できます。最先端のハードウェアアクセラレーション技術によって、短時間でDVDディスク/フォルダ/IFO ファイルのリッピングが実現します。オーディオエンコーダー、チャンネル、サンプルレート、オーディオビットレートを調整できる高度なカスタマイズを通じて、より良いMP3を取得できます。出力形式はMP3のみではなく、DVDをFLAC、WAV、WMA、AAC、AC3など他の音声形式に変換することもできます。それに、DVDの音声には要らない部分があったら、このソフトが搭載される音声編集機能を利用して、オーディオカット・ループなどができます。
DVDを読み込む
DVDをパソコンのドライブに挿入してから、ソフトを起動します。メイン画面で「DVDをロード」ボタンをクリックし、変換したいDVDを選択し、DVDを読み込みます。
出力形式を選択する
下側の「出力形式」タブで出力形式として「MP3」を選択します。右の「歯車」アイコンをクリックすることで、出力ファイルの他の設定(ビットレート、エンコーダなど)を調整できます。それから、「変換先」で変換されるファイルが保存された場所を確認することができます。
リッピングが開始される
全ての設定が完了したら、下側の「すべてリッピング」ボタンをクリックすることで、DVDからMP3への変換が始まります。また、そのボタンのとなりの「一つファイルに結合」をチェックし、複数のファイルをまとめてリッピングします。
使いやすさ | ★ |
対応OS | Windows 98/2000/2003/XP/Vista/7 |
日本語対応 | ◯ |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル |
出力形式 | MP3、WAV、AC3 |
DVD DecrypterはDVDをコピー・リッピングのためのフリーソフトです。DVDのコピーガードを解除でき、DVDのコンテンツを解読し、MP3などコピー・再生可能な形式に変換します。使いやすいインターフェースとリッピングの高効率を兼ね備えており、多くのユーザーに愛用されています。しかし、ソフトの開発は終了となったため、最新のDVDに対して、DVD Decrypterでコピーすることはできないかもしれません。
まず変換したいDVDディスクをパソコンのドライブに挿入します。そして、DVD Decrypterを起動し、「モード」、「ファイル」を順にクリックし、DVDを読み込みます。
「出力先」の右のフォルダのアイコンをクリックして、出力ファイルの形式を「MP3」に変え、保存先を設定します。画面の左下にある緑のボタンをクリックし、変換が開始されます。
使いやすさ | ★★★ |
対応OS | Windows 10/8/7/XP (32/64 bit)、Mac OS |
日本語対応 | ◯ |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ、ISOファイル、ブルーレイ |
出力形式 | AAC、MP3、AC3、Vorbis、FLAC |
HandBrakeはオープンソースのフリー動画変換ソフトで、DVDをMP3に変換することも簡単にできます。 使いやすくかつ多機能を備え、複数の動画フォーマット変換と高度なカスタマイズオプションを提供しています。しかし、その設定は初心者には少し複雑かもしれません。特に、カスタマイズ設定を調整する時、正しいオプションを見つけるのは難しいかもしれません。
HandBrakeを起動したら、「変換元」ボタンをクリックします。変換したいDVDを選択してください。
「出力形式」で、「MP3」を選択します。そして、「出力先」セクションで、保存先やファイル名を指定します。設定が完了したら、「変換開始」ボタンをクリックして変換を開始します。
使いやすさ | ★★★ |
対応OS | Windows 11/10/8/7/XP (32/64 bit)、Mac OS、Android |
日本語対応 | ◯ |
入力形式 | DVD ディスク、DVD フォルダ、DVD ISOファイル |
出力形式 | WAV、MP3、AACなど |
VLCメディアプレーヤーはオープンソースのクロスプラットフォームメディアプレーヤーソフトウェアです。DVDをスムーズに再生するだけでなく、DVDから音声を抽出し、WAV、MP3、AACなどの様々なオーディオフォーマットに変換することもできます。しかし、このソフトはパソコンのセキュリティを脅かす可能性があるという声が多いので、使用する際には注意が必要です。
VLC Media Playerを起動します。メニューバーから「メディア」を選択し、「ディスクを開く」をクリックします。変換したいDVDディスクを選択し、ロードします。
再びメニューバーから「メディア」をクリックし、「変換/保存」を選択します。変換ウィンドウに入って、「プロファイル」で「MP3」を選択します。
最後、「開始」ボタンをクリックします。
使いやすさ | ★★ |
対応OS | Windows 7/8/8.1/10 (32&64bit) |
日本語対応 | ◯ |
入力形式 | コピーガードが付いていないDVDディスク、通常の動画や音声フォーマット |
出力形式 | 3GP、MP4、M4V、MOV、MP3など |
XMedia RecodeはWindows向けの無料動画変換ソフトで、幅広い動画・音声フォーマットに対応し、高度なカスタマイズオプションも提供します。一般的な動画ファイル変換に加え、DVDやブルーレイディスクのリッピング、動画音声抽出も可能です。しかし、このソフトウェアはDVDコピーガードをサポートしていません。
XMedia Recodeを起動します。「ディスクを開く」のボタンをクリックし、ドライブに挿入されたDVDが読み込まれます。
「形式」から変換したい形式として「MP4」を選択します。画面下部の「保存先」から、出力ファイルの保存先を選択します。
最後、「+」ボタンをクリックし、「エンコード」を押し、変換が始まります。
使いやすさ | ★★★ |
対応OS | Windows 11/10/8/7(32 & 64 bit) |
日本語対応 | ◯ |
入力形式 | DVDディスク、DVDフォルダ |
出力形式 | MP3、AAC、AC3など |
WinX DVD Ripper Platinumは使いやすいDVDリッピングソフトです。高音質かつ無劣化でDVDから音声を抽出し、簡単にMP3,AAC,AC3などの音声ファイルに変換できます。それに、DVDリージョンコード、UOP、APS、CSSなどのコピーガードを解除できます。ただし、Macには対応していません。それに、海外のソフトですから、WinX DVD Ripper Platinumの危険性を心配するユーザーも少なくありません。
WinX DVD Ripperを起動して、「DVDディスク」ボタンをクリックして、DVDを選択して、「OK」をクリックします。
出力プロファイルの画面で、「MP3」を出力形式として選択します。
「RUN」ボタンをクリックし、DVDをMP3に変換します。
これまで、DVDをMP3に変換する六つの方法の紹介が終わりました。DVDから音声を取り出しMP3として保存されたら、上記のツールを活用してください。各ソフトは違い特徴があります。ご自分の必要に応じて、選んでください。また、この中にはコピーガードに対応できないソフトがありますので、コピープロテクトがかけられたDVDのリッピングをサポートしません。ご注意ください。
推薦文章
簡単かつ無料に使えるISO作成ソフトを紹介いたします。
無料でDVDをMP4に変換できるソフトウェアを紹介します。
DVD-VRを変換・コピー、再生する対策をできるだけ詳細に紹介します。
DVDから音声を抽出するソフト及び使い方を紹介します。