VLCメディアプレイヤーはブルーレイ、DVD、音楽CD、動画(MPEG-2、MPEG-4、H.264、MKV、WebM、WMV)、音楽(MP3、WMA、AAC)などのメディアファイルに対応する高機能のメディアプレイヤーで有名です。それに、Windows、Mac、Linux、iOS、Androidなどのプラットフォームに対応していて、互換性が高いです。
残念なことに、VLCメディアプレイヤーでは、直接にブルーレイを再生することが難しいです。なぜなら、ブルーレイディスクの多くは無断コピー、変換されないようにAACSというコピーガードが掛けられているからです。でも、ちょっと手間がかかりますが、Keys databaseとAACS dynamic libraryの2つのファイルを入手すれば、VLCでBlu-rayを再生することもできます。下記では、VLCでブルーレイを再生する方法をご紹介いたしましょう。
まずは、VLC media playerを公式サイトからこのブルーレイ再生ソフトをダウンロードします。Windows 64bit環境が必要なので、ご注意ください。
次、保護されているブルーレイの再生に必要とされるKeys databaseとAACS dynamic libraryをダウンロードします。下図の説明通り、C:\ProgramDataというフォルダーにaacsのフォルダーを作成し、Keys databaseを入れます。そして、AACS dynamic libraryをVLCのディレクトリーに入れます。ProgramDataを見つけるために、隠しファイルを有効にする必要があります。
VLCで保護されているブルーレイを再生するためのKeys databaseなどをダウンロード
そして、ブルーレイをパソコンに挿入し、VLCメディアプレイヤーを起動させます。メニューバーにある「メディア」>「メディアを開く」>「ブルーレイ」にチェックを入れ、再生するブルーレイを選択して再生できるようになります。
VLCでBlu-rayを開く
もちろん、自作や暗号化なしのブルーレイを再生する場合、VLCメディアプレイヤーを開き、「メディア」>「メディアを開く」>「ブルーレイ」にチェックを入れ、ブルーレイを再生する順となり、超簡単です。
以上、VLCで自作/暗号化なしのブルーレイ、コピーガードが掛けられているブルーレイを再生することが可能でしょう。でも、VLC media playerで再生できないブルーレイが依然として多いです。ブルーレイディスクに傷や損傷、汚れなどがあるのは原因かもしれませんが、その主な原因はブルーレイにはコピーガードが掛けられているんです。
なぜなら、一つは、上記のKeys databaseやAACS dynamic libraryの最後の更新日時は2018年3月25日で、それ以降で新リリースしたブルーレイに対応しません。もう一つ、ブルーレイの無断コピー、変換を保護するためのコピーガードがAACSだけでなく、リージョンコード、Java保護、UOPs、BD+などもあります。それらのコピーガードが掛けられている場合、上記の方法では再生できない可能性があります。
また、他にはVLC media playerでブルーレイを再生しようとする際にエラーが発生する原因もいくつか考えられます。
1、ブルーレイドライブのサポート不足:ブルーレイを再生するには、適切なブルーレイドライブが必要です。一部のPCやノートパソコンにはブルーレイを再生するためのドライブが搭載されていない場合があります。この場合、外付けのブルーレイドライブを購入する必要があります。
2、ディスクの暗号化:ブルーレイディスクは一般的に暗号化されており、再生するためには暗号解除が必要です。しかし、VLC media playerは暗号化されたブルーレイをデフォルトでサポートしていません。暗号解除を行うための追加のプラグインやソフトウェアが必要になる場合があります。
3、Blu-rayディスクのフォーマット:VLC media playerは標準的なブルーレイフォーマットをサポートしていますが、一部の特殊なフォーマットやコピーガードが施されたブルーレイは再生できない場合があります。
4、VLCの設定:VLCの設定が適切に構成されていない場合、ブルーレイの再生に問題が発生する可能性があります。特に、デフォルトの再生設定やコーデックの設定が問題を引き起こすことがあります。
さまざまな原因により、VLCプレーヤーでブルーレイを再生できない結果として、ブルーレイのコピーガードを解除でき、VLCの代わりで使えるソフトを利用することがおすすめです。
VLC media playerでBlu-rayが再生できない場合、AnyMP4 ブルーレイプレーヤーというVLCの代わりで使えるソフトをお試しください。このソフトにより、PCでブルーレイディスク/フォルダー/ISOファイルを綺麗に再生してくれるだけでなく、DVDディスク/フォルダー/ISOファイルや4K動画、1080p HD、MP4/AVI/WMV/MOV/FLVなどの動画ファイル、MP3、AAC、M4A、WMAなどの音楽ファイルを再生することにも対応しています。
VLCでBDが再生できない時、下記の操作手順に従い、このVLC 代わりソフトを使ってBDを再生してみましょう。
VLC 代わりソフトを無料ダウンロード
まずは、このVLC代わりソフトの無料ダウンロード、インストールなどを済ませて、起動させます。
VLCで再生できないブルーレイを選択
該当するブルーレイディスクをパソコンに挿入し、VLC替わりのインターフェースにある「ディスクを開く」をクリックして、ブルーレイを選択し、読み込めます。
ブルーレイを選択
ブルーレイを再生
表示されるナビゲーションから「映像の再生」を選択すると、ブルーレイを再生し始めます。メニューバーにある「コントロール」からチャプター、タイトルを指定して再生できます。それに、音声トラック、ビデオトラック、再生画面を設定可能です。
ブルーレイを再生
このVLC 代わりのBlu-rayプレーヤーは最新のWindowsやMacで動作可能なので、汎用性が高くて、ブルーレイの再生に便利です。
VLCでブルーレイを再生するには、もう一つの方法があります。つまり、ブルーレイをVLC対応の動画形式に変換して、再生する方法です。必要なら、AnyMP4 ブルーレイ変換を使って、ブルーレイの映像をH.264、MKV、WebM、WMVなどの動画に変換し、取り出してください。その使い方について、ブルーレイ MP4 変換をご参考ください。
総じて、VLCメディアプレイヤーは多機能で使いやすいソフトウェアですが、ブルーレイ再生に関してはいくつかの制約があります。しかし、適切な設定や必要なプラグインを導入することで、多くの場合、問題を解決することができます。万が一何としてもVLCでブルーレイが再生できない場合、他のブルーレイ再生ソフトが利用できます。その中では、AnyMP4 ブルーレイプレーヤーというソフトが一番おすすめとなります。
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