MP4動画から音声だけを取り出し、音声編集ソフトや制作ツールで扱いたい場合は、WAV形式への変換が便利です。容量の小さいMP4を1本だけ試しに変換するなら、ConvertioやFreeConvertなどのオンラインサイトでも対応できます。一方、容量の大きい動画、複数ファイル、プライベートな動画を処理する場合や、音質設定を調整して高速で変換したい場合は、アップロード不要で処理できるPC用の変換ソフトが適しています。
本記事では、無料で試せる変換ソフトと、インストール不要で使えるオンライン変換サイト2つを紹介します。スマホで利用できる変換アプリや、変換後の音質・ファイルサイズについてもFAQで解説します。
MP4をWAVに変換する方法
検証環境
| ツール | 所要時間 | 主な特徴 | 向いている方 |
| AnyMP4 動画変換 究極 | 2秒 | • 高音質変換に対応 • 一括処理に対応 • 外部サイトへのアップロードが不要 |
ファイルサイズを気にせず、MP4を高音質でまとめてWAVに変換したい方 |
| Convertio | 約17分 | • インストール不要で、ブラウザから手軽に利用可能 • アップロードが必要 • 最大1GBまで |
• スマホから利用したい方 • 少数のMP4ファイルをWAVへ変換したい方 |
| FreeConvert | 約15分 | • 最大1GBのファイルに対応 • アップロードが必要 • クラウドストレージやURLからもファイルを追加可能 |
Convertioと同様に、MP4をオンラインで手軽に変換したい方 |
選び方の目安は、変換するファイル数や容量、重視するポイントによって異なります。
「AnyMP4 動画変換 究極」は、MP4などの動画から音声を抽出し、WAV形式で保存できるWindows・Mac対応ソフトです。複数ファイルの一括変換に対応しているほか、出力時に「無損失」の出力モードを選択でき、高音質でMP4をWAVに変換できます。
ファイルを外部の変換サイトへアップロードする必要がないため、容量の大きい動画や、プライベートな内容を含む動画を変換する場合、複数のMP4をまとめて処理したい場合にもおすすめの方法です。一般的な無料変換サイトはインストールせずに手軽に利用できますが、アップロードに時間がかなりかかり、サイトの仕様や通信状況によっては変換エラーが発生することも珍しくありません。一方、「AnyMP4 動画変換 究極」はMP4をパソコン内で直接処理します。今回の検証では、121.77MBのMP4を2秒でWAVに変換しました。ぜひ無料試用版でお試しください。
MP4をWAVに変換できるソフトを無料ダウンロード
下の「無料ダウンロード」ボタンから「AnyMP4 動画変換 究極」をダウンロードし、パソコンにインストールして起動します。Macをお使いの場合は、Mac版をご利用ください。
MP4ファイルを追加
まず、「変換」タブをクリックします。画面左上の「ファイルを追加」をクリックし、WAVに変換したいMP4ファイルを選択します。複数の動画をまとめて追加することも可能です。無料サイトよりも、アップロード不要で変換時間を大幅に短縮できます。
MP4ファイルを追加
出力形式でWAVを選択
「出力形式」の「オーディオ」タブからWAVを選択します。ソフト画面右側の出力形式アイコンをクリックして選択することもできます。必要に応じて、歯車アイコンをクリックすれば、ビットレートやチャンネルを設定できます。
出力形式でWAVを選択
「すべて変換」をクリック
保存先を指定し、画面右下の「すべて変換」をクリックします。変換が完了したら、指定したフォルダでWAVファイルを確認できます。また、「変換済み」タブから変換履歴を確認でき、MP4から抽出したWAV音声をいつでも開けます。
出力形式でWAVを選択
Convertioは、MP4ファイルをアップロードし、出力形式としてWAVを選ぶだけで変換できるオンラインサイトです。端末内のファイルだけでなく、GoogleドライブやDropboxからファイルを選択できます。音声コーデック、チャンネル、サンプルレートなどの設定も変更できます。ファイルサイズの上限は1GBです。
「ファイルを選ぶ」をクリックし、WAVに変換したいMP4ファイルをアップロードします。
「変換」をクリックします。必要に応じて、歯車アイコンから音声設定を変更できます。
変換が完了したら、「ダウンロード」をクリックしてWAVファイルを保存します。
FreeConvertは、MP4をWAVに変換できるブラウザ型のオンライン変換サービスです。端末、Googleドライブ、Dropbox、OneDrive、URLからファイルを追加できます。最大1GBまでのファイルに対応しており、複数ファイルの変換や、音声に関する詳細設定も利用できます。
「ファイルを選択」をクリックし、変換したいMP4ファイルをアップロードします。
必要に応じて詳細設定を調整し、「変換する」をクリックします。
変換が完了したら、「ダウンロード」をクリックしてファイルを保存します。
オンライン変換サイトは無料で、インストール不要で手軽に利用できますが、実際に使ってみると、PCソフトより変換が不安定になる場合があります。特に、最大1GBまで変換できると明記されていても、ファイルサイズが大きい場合は、アップロードや変換の途中でエラーが発生することが多いです。また、3分程度のMP4ファイルでも、アップロードだけで10分以上かかることがあり、変換完了までに時間がかかります。
そのため、容量の大きいMP4を変換したい場合や、高音質で安定してWAVに変換したい場合は、高速変換に対応した「AnyMP4 動画変換 究極」がおすすめです。下のボタンから無料体験版をダウンロードして、実際に変換してみましょう。
はい、スマホでもMP4をWAVに変換できます。Androidの場合は、Google Playで配信されている「Mp4 to Wav Converter」のように、MP4動画から音声を抽出してWAVで保存できるアプリがあります。ただし、このアプリには広告が表示されるため、利用前に広告表示や保存先、ファイルサイズの制限を確認してください。一方、アプリを追加したくない場合や、iOSで手軽に変換したい場合は、Convertioなどのオンライン変換サイトをスマホのブラウザから利用する方法もあります。
いいえ、MP4をWAVに変換しても、元の動画より音質が良くなるわけではありません。
MP4内の音声がAACなどの圧縮音声である場合、変換前に失われた音声情報をWAVに戻すことはできません。ただし、WAVは非圧縮形式のため、変換後に音声を編集したり、別の形式へ再変換したりする場合に、追加の音質劣化を抑えることができます。
非圧縮PCMのWAVを選択した場合、通常は元の音声データよりファイルサイズが大きくなります。
WAVの容量は、再生時間、サンプルレート、ビット深度、チャンネル数によって変わります。容量を抑えたい場合は、必要以上に高い設定を選ばず、用途に合ったサンプルレートとチャンネル数を指定してください。
いいえ、MP4をWAVに変換すると、動画部分は残りません。WAVは音声専用の形式なので、変換後のファイルにはMP4内の音声だけが保存されます。映像も残したい場合は、元のMP4ファイルを別途保存しておきましょう。
WAVは非圧縮の音声形式なので、MP3やAACよりファイルサイズが大きくなります。目安は「サンプルレート×ビット深度×チャンネル数×再生時間÷8」で計算できます。
例えば、CD音質相当の44,100Hz・16bit・2チャンネルで、3分35秒(215秒)の音声をWAVに変換する場合、「44,100×16×2×215÷8=約37.93MB」になります。
本記事では、PCソフトとオンラインサイトを使ってMP4をWAVに変換する方法を紹介しました。
インストールせずにMP4をWAVへ変換したい場合は、ConvertioやFreeConvertなどのオンラインサイトが便利です。一方、容量の大きい動画や複数ファイルをまとめて変換したい場合は、アップロード時間やサイト側の容量制限を受けないPCソフトが適しています。
「AnyMP4 動画変換 究極」は、MP4からWAVへの変換、一括処理、高音質出力に対応しています。まずは無料体験版で、手元のMP4をWAVに変換できるか試してみてください。
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