HDDがRAW状態になった時の復旧・修復方法

Windowsパソコンで使われているHDD（ハードディスク）には、NTFSとFAT32という2つのファイルシステムがあり、HDD上にデータを格納したり、格納したデータを取り出したりするのに大きな役割を果たしています。それに、ファイルの管理だけでなく、ファイルシステムはファイルの保存、暗号化、圧縮などの機能を持っています。

でも、何らかの不具合によってパーティションテーブルまたはファイルシステムが破損してしまったら、HDDがRAW状態に陥って、アクセスできずに、データの読み込み、取り出しなどが一切できなくなります。HDDをRAW状態から修復するには、フォーマットする必要があります。でも、フォーマットを行うことでHDD内のデータをすべて消去されますので、RAWになったHDDをNTFS、FATに修復する前に、HDDのデータを復元すべきです。本文では、HDDをRAW状態からデータ取り出し、修復する方法を詳しくご紹介いたしますので、万が一の場合、お役に立てればと期待しています。

RAW HDD復元

RAWになったHDDからデータを取り出し、復旧

AnyMP4 データ復元はHDDのRAW状態、ディスク故障、再パーティション、システムの再インストールなどの緊急状態からデータを救出して復元することができるデータリカバリーソフトウェアです。例えば、画像、音声、動画、ドキュメント（Word、Excel、PDFなど）、電子メールなど。また、パソコンのシステムクラッシュ、ウイルス攻撃、SDカードやUSBメモリーのフォーマット、誤削除、誤操作などの予期しないことで消えたデータを元に戻すことができます。

このHDD復元を使うと、パソコンの内蔵HDDだけでなく、外付けHDDをRAWから復旧できます。また、RAW状態になったHDDのデータをすべて救出するために、クイックスキャンとディープスキャンの2つが利用可能です。それに、「フィルタ」で復元したいファイルをより速く絞り込め、画像、写真などを救出する前にプレビュー可能で、正確かつ効率的な復元ができます。では、ハードディスクのRAW状態からデータを復旧する方法をご案内いたしましょう。

このHDD RAW 復元を使って、RAW状態になったHDDからデータを救出し、復旧してから、RAWになったHDDを修復すれば、正常にアクセスできるはずです。

HDDをRAW状態から修復する方法

RAWになってしまったハードディスクからデータを復元してから、WindowsパソコンのChkdskツールを使って、ハードディスクパーティションを修復できます。下記では、Windows 10を例として、RAWになったHDDを修復する方法をご紹介いたします。

以上は、ハードディスク、外付けハードディスクがRAW状態になってしまい、アクセスできなくなる場合の復元、修復方法です。今後、誤操作でHDDパーティションがRAWになって、データの書き込みや取り出しができなくなる場合、慌てないで、以上の対応方法をご参考ください。