筆者: 沢田 佳樹 / Jan 04, 2021 / カテゴリ DVD オーサリング Mac環境では、iMovieで書き出しの動画をDVDに書き込み、焼いたり、Macにダウンロードした面白い動画、Macに取り込んだデジカメ映像などをDVDに焼いたりする必要があれば、どんなMac DVD 焼くソフトウェアが利用できますか。初心者にとって、さっぱりわからないかもしれませんね。本文では、MacBook、MacBook Pro、iMacなどのMacパソコンで利用できるMac DVD 焼くソフトウェアを厳選してご紹介いたしましょう。
Mac DVD 焼く
まずは、Macに標準で搭載されているDVD書き込み・焼く機能をご紹介いたしましょう。
iDVDはQuickTimeに対応した動画をDVDプレーヤーで再生できるように、動画をエンコードしてDVD-Videoを作成するためのMac OS X用ソフトウェアで、Mac幼馴染のユーザーなら、よく分かると思います。残念なことに、iDVDはMac OS X10.7以降に付属されていなく、Amazonなどで販売されている「iLife '11」のパッケージ版を購入することで「iDVD」を入手できますが、「Mac App Store」で購入することはできなくなり、iDVDの利用が不便になります。
iDVD
iDVDでは、様々なテーマやメニューが豊富に用意されていて、動画ファイルをドラッグアンドドロップするだけでDVDに書き込み、焼くことができるため、使いやすいです。
Finder（ファインダ）とは、Mac OS（macOS）用のファイルマネージャーで、Macパソコンのディスクトップを管理できます。また、Finderを使ってCD、DVDのディスクを作成することもできます。
その使い方について、書き込み用のDVDディスクをMacに接続するドライブにセットして、DVDへ書き込みたいファイルまたはフォルダを右クリックして、「…のディスクを作成」オプションをクリックするだけでDVDディスクへデータを書き込み、焼くことができます。
Mac標準のDVD書き込み・焼く機能では、iDVDがMac OS X10.7以降に配布が停止されるとか、Finderで作成したDVDがDVDプレーヤーで再生できないとかの原因で都合が悪くて、理想的なDVDを焼くのはまだまだですね。下記では、サードパーティ製のMac DVD 焼くソフトウェアをおすすめしましょう。
AnyMP4 Mac DVD 作成はMacでMP4、MOV、MKV、MPEGなどの動画ファイルをDVDディスクに書き込み、焼くことができるソフトウェアです。また、Macで動画ファイルをDVDフォルダ、DVD ISOイメージファイルに変換して、保存することもできます。
このマック DVD 焼くでは、DVDに書き込み、焼く動画ファイルを編集したり、お好みのオーディオトラックや字幕を追加したり、DVDメニュー画面を作成したりする事ができますので、自分にとって特別なDVDを作成するのに役立ちます。
下記では、MacBook、MacBook Proなどで動画をDVDに書き込み、焼く方法をご紹介いたしますので、マック上の動画をDVDプレーヤーで再生したいなら、ご参考ください。
このMac DVD 焼くソフトを無料ダウンロードし、インストールして、立ち上げます。一枚空白の書き込み用のDVDディスクのMac用のDVDドライブにセットします。そして、「ファイルを追加する」ボタンをクリックして、MacでDVDに書き込み、焼きたい動画ファイルを選択して読み込めます。
動画ファイルを追加
メニューバーにある「編集」ボタンをクリックすると、DVDに書き込みたい動画ファイルを編集できます。例えば、動画の輝度や飽和度、コントラスト、色相などを調整したり、動画から特定な一部だけを切り出したり、動画の画面をクロップしたり、動画にテキストやイメージのウォーターマークを追加したりすることができます。
動画ファイルを編集
「オーディオトラック」または「字幕」をクリックすると、ローカルに保存されていたオーディオトラックや字幕を追加し、さらに、編集できます。
オーディオや字幕を追加
プレビューウィンドウの左上にある「メニュー」を選択して、書くイメージのアイコンをクリックすると、DVDメニュー画面を作成するウィンドウに入ります。すると、メニュー、フレーム、ボタン、テキストなどを選択したり、バックグラウンドミュージック、バックグラウンド、オープニングフィルムなどをカスタマイズしたりすることで自分にとって唯一なDVDメニュー画面を作成できます。
DVDメニュー画面を作成
最後、インターフェースの右下にある「焼く」アイコンをクリックすると、Macで動画をDVDに書き込み、DVDを作成する事ができます。このMac DVD焼くのメニューバーにある「環境設定」をクリックして、日本で採用されているテレビジョン方式の「NTSC」を指定し、ビデオ解像度やアスペクト比、チャプターの追加などを設定できます。DVDの素材である動画ファイル、音声、字幕の読み込み、DVDメニュー画面の作成、DVDへのライティングなどを一本で済ませますので、多機能で圧倒的に優れているMac DVD 焼くソフトウェアでしょう。
Express BurnはMac OS X 10.5 以降で動作できるCD、DVD、ブルーレイ書き込み・焼くソフトウェアで、動画や音楽、文書など何でも書き込み可能で、CD、DVD、ブルーレイすべて対応できます。それに、ISOファイルをDVD、CDに書き込み可能で、DVDのメニューやチャプターを作成可能です。
「動画」タブにある「動画DVD」を選択して、DVD動画エンコード設定画面でテレビジョン方式を指定し、品質などを設定してから、「ファイルを追加」ボタンをクリックして、DVDの素材である動画ファイルを追加し、「メニューを作成する」ボタンをクリックして、DVDディスクメニューを作成するなどができますので、Express Burnの使い方がシンプルです。
Express Burn
BurnはMac用のDVDライティングフリーソフトウェアで、日本で採用されている「NTSC」を指定し、DVDテームの使用が可能で、アスペクト比をワイド（16：9）かノーマル（4：3）に設定可能で、一見で分かりやすいインターフェースなので、初心者でも簡単にMacで動画などをDVDに書き込み、焼くことができます。
Mac DVD 焼く - Burn
Roxio Toast 19/18/17/16... TitaniumはMac用のCD、DVD書き込みソフトウェアで、動画や写真、音声、データなどをCD、DVDにドラッグアンドドロップして直接に書き込み、焼くことができます。もちろん、DVDメニュー画面を作成し、チャプターを設定することに対応できます。
Toast Titanium
このMac用のDVD焼くソフトウェアでは、クリエイティブでカスタマイズ可能な DVD メニュー テンプレートを利用可能で、フォトディスクを作成することもできます。それに、CD、DVDのコピー、メディアファイルを他のファイル形式への変換、ビデオクリップのトリミング、補正などの便利機能もたくさん付いています。
1 Click DVD 作成はMac対応のフリーDVD作成ソフトウェアで、MP4やMOV、MKV、AVIなどの動画ファイルからウォーターマーク無しのDVDを無料作成することができます。それに、iPhoneやiPad、ビデオカメラで撮った動画をDVDに書き込み、作成することにも対応できます。
1 Click DVD 作成
このMac DVD 焼く フリーソフトを使うと、フリーメニューテンプレートを利用可能で、カットやクロップ、ウォーターマーク、効果など豊富な編集機能で動画ファイルをカスタマイズできます。それに、Macで動画ファイルをDVDフォルダ、DVD ISOイメージファイルに変換し、保存可能です。
以上は、Macで動画をDVDに書き込み、焼く用のソフトウェアをまとめてご紹介いたしました。もちろん、他にも、MacでDVDを作成できるソフトも幾つかがあります。今後、Macで記念すべき動画をDVDに書き込み、焼く必要があれば、ご参考ください。
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