ミラーリングとは、同じ内容を同時に二ヶ所に反映することです。例えば、スマホやタブレットの表示画面をパソコンやテレビの画面に表示させることがミラーリング機能です。広く言えば、A機器の表示画面をB機器の画面に映し出せば、ミラーリングです。
スマホ PC ミラーリング
iPhone、Androidスマホでプレイしているゲーム画面をPCに映し出したり、iPhoneやアンドロイドで撮影した映像、写真をPCの大画面に表示させたりするには、ミラーリングアプリが必要です。ここでは、PCにスマホの画面をミラーリングできるアプリやソフトをご紹介いたしましょう。
1. LonelyScreen
対応モデル:iPhone、iPad
簡単説明:LonelyScreen(ロンリースクリーン)はiPhone/iPadの画面をAirPlayミラーリング機能経由でPC、Macに表示できるソフトです。それに、ミラーリングの内容をMP4動画ファイルとして録画して保存する機能を搭載するのは特徴です。
2. Mobizen Mirroring
対応モデル:Android、iOS端末
簡単説明:Mobizen MirroringはSamsung、LG、ソニー、GoogleなどのメーカーによるAndroidスマホ、タブレットの画面をPCにミラーリングできるソフトで、Wi-Fi環境接続やUSB接続に対応できます。スマホ画面をパソコンにミラーリングする他に、マウスでスマホから電話を掛けられます。
3. Vysor
対応モデル:Androidスマホ・タブレット
簡単説明:VysorはWi-Fi環境またはUSBケーブル経由でAndroidの画面をWindows 10/8/7、MacなどにミラーリングできるChrome拡張機能です。そのため、ChromeをインストールするWindowsとMacの両方に対応できます。でも、Androidの画面のみPCにミラーリングでき、音声はAndroid側で出力されることをご注意ください。
4. Reflector
対応モデル:iPhone、iPad、Android
簡単説明:Reflector(リフレクター)シリーズのReflector、Reflector 2、Reflector 3は定番のミラーリングソフトで、iPhoneやAndroidスマホの画面をリアルタイムでパソコンにミラーリングして、画面を直接表示させられます。スマホの画面だけでなく、音声をPCに出力可能だし、画面を録画できるのは魅力です。
ミラーリングソフト・アプリを利用する時、スマートフォンとパソコンは同じWi-Fi回線に接続する必要がありますので、忘れないでください。他に、AndroidやiOSに対応したLetsViewとApowerMirror、Androidのみに対応したMirrorGo、USB接続でiPhoneをパソコンへミラーリングできるQuickTime Playerなどが挙げられ、お好みのスマホPCへミラーリングアプリを選んで使用してください。
以上から分かるように、iPhone、Android画面をPCの画面にミラーリングすれば、スマホゲームを大迫力でプレイしたり、大画面で写真や動画を見たり、キーボードを利用してメッセージを送ったりすることができますね。では、iPhone、Androidの画面をパソコンへミラーリングする方法をご紹介いたしましょう。
ここでは、iPhoneとパソコンを同じWi-Fi環境に接続して、LonelyScreenでiPhone画面をPCにミラーリングする方法をご紹介いたしましょう。
お使いのパソコンにLonelyScreenをダウンロード、インストールします。「Windows セキュリティの重要な警告」ウィンドウが表示されたら、「アクセスを許可する」をクリックしてください。そして、LonelyScreenを起動します。
LonelyScreenを起動
iPhone側では、コントロールセンターを開き、「画面ミラーリング」をタップし、接続先として「LonelyScreen」を選択すると、iPhoneの画面内容がパソコンにインストールした「LonelyScreen」画面に出力されます。「LonelyScreen」画面の真下にある赤い丸アイコンをクリックすると、パソコンに映し出されるiPhone画面を録画できます。
LonelyScreenでiPhone画面をPCにミラーリング
下記では、Chrome拡張機能のVysorを使って、Android画面をパソコンにミラーリングする方法をご案内いたしましょう。その前提として、Chromeブラウザを使っていないと、Chromeをダウンロードしておき、スマホとパソコンを接続するためにUSBケーブルを用意する必要がありますので、ご注意ください。
ChromeブラウザにVysorを追加し、「Universal Windows ADB Driver」というドライバをパソコンにダウンロードします。
スマホ側で、「設定」>「端末情報」>「ビルド番号」を七回タップして、「これでデベロッパーになりました!」と表示されてから、「設定」に戻って、「開発者向けオプション」に入って、USBデバッグモードを有効にします(機種によって配置場所が異なります)。
AndroidのUSBデバッグモードを有効
USBケーブルでスマホをパソコンに接続すると、ミラーリングツールのVysorはスマホを自動的に認識し、「ファイルの転送(MTP)」を選択してください。そして、スマホの画面がパソコン画面に映し出されます。
上記は、Android/iPhone/iPad画面をパソコン画面にミラーリングするソフトや方法のご紹介でした。今後、iPhone、Androidのゲームプレイをパソコンでプレイしたり、写真、画像をPCの大画面で確認したりすることができて、良い体験でしょう。
推薦文章
本文では、MP4、MKV、MOV、M2TSなどの動画をBDに書き込み、変換することができるブルーレイ書き込みソフトを厳選しておすすめしましょう。
本文では、卒業記念DVDを作成できるソフト及び卒業DVDの作り方をご紹介いたしますので、必要なら、ご参考ください。
このページには、Teamsの録画機能および専門的なソフトでTeams会議を録画する方法をみんなにご紹介いたします。また、Teams会議を録画する時の注意点もご説明いたします。
宣伝や芸術目的で、おしゃれなMVを作りたいなら、どうすれば良いですか。本文では、初心者でも手軽にできるMVの作り方をご紹介いたしましょう。